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中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故は、日本のインフラ設備の老朽化と危険性を露わにした。い... 中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故は、日本のインフラ設備の老朽化と危険性を露わにした。いま求められているのは、“日本列島総点検”である。 日本でこの事故が起き、中国社会もわが身を振り返らざるを得なくなった。中国には、日本が行ったことをなぞるようにして、すべての資金と労力をインフラ建設に注いだ時代がある。その“崩落”がすでにあちこちで発生しているからだ。 国家主導の国土計画がもたらした負の遺産 日本がインフラ建設に邁進したのは1960~70年代だ。笹子トンネルが開通したのが77年。73年にオイルショックが起き、高度経済成長期に一区切りがついていた時代とはいえ、社会資本整備への熱は冷めることがなかった。 「一全総」という名称を記憶されている方も多いだろうと思う。1960年に池田勇人内閣が打ち出した「所得倍増計画」「太平洋ベルト地帯構想」を実現するための手段として62年に打ち出された「第
2012/12/11 リンク