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『曲馬団の魔王』(東映、1954年)での、多羅尾伴内こと藤村大造(片岡千恵蔵) 多羅尾 伴内(たらお ば... 『曲馬団の魔王』(東映、1954年)での、多羅尾伴内こと藤村大造(片岡千恵蔵) 多羅尾 伴内(たらお ばんない)は、比佐芳武原作・脚本のミステリ映画シリーズ、および同シリーズの主人公である架空の探偵の名前。「七つの顔の男」シリーズまたは「藤村大造(ふじむらたいぞう)」シリーズと呼ばれることもある。 片岡千恵蔵主演で、1946年(昭和21年)から1948年(昭和23年)に大映が4作品を、1953年(昭和28年)から1960年(昭和35年)に東映が7作品を製作し、興行的に大成功を収めた。千恵蔵が七変化の活躍をするという痛快無比な面白さが大評判となり、とくにクライマックスの名ゼリフ「ある時は○○、またある時は××、しかしてその実体は……!(ここで名乗りを上げる)」は多くのファンによって模倣された。 昭和42年(1967年)には『七つの顔の男』の題名でテレビシリーズ化される。制作はNET(現・テレ
2020/02/18 リンク