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『今昔物語集』:芥川龍之介が発掘したリアリスティックな説話文学 芥川龍之介は、彼の文壇デビュー作と... 『今昔物語集』:芥川龍之介が発掘したリアリスティックな説話文学 芥川龍之介は、彼の文壇デビュー作として、『芋粥』(もしくは『鼻』:どっちだったか忘れてしまいました)をものし、この短編は夏目漱石に激賞され、「こんな作品を1ダースも書けば、文壇で類の無い作家になれます」との評を引き出しました。そんな作品として、『羅生門』なども挙げられます。 これらの芥川作品のイマジネーションの元となったのは平安時代後期に成立した『今昔物語集』(こんじゃくものがたりしゅう)です。これはたくさんの短い物語を、一定の配列の意図の本に纏めたリアリスティックな物語集――「説話文学」です。この本のあと、『宇治拾遺物語』、『古今著聞集』、『沙石集』などの説話文学が次々に編纂されるわけです。 芥川龍之介(wiki) さて、私は、芥川のように原文を読んで意味が取れるのでも、その物語に一定の視線からスパイスを振るほどの文才もあり
2019/10/27 リンク