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「虎屋」。ほとんどの人が聞いたことがある……どころか、食べたこともらったこと贈ったこと、なにかしら... 「虎屋」。ほとんどの人が聞いたことがある……どころか、食べたこともらったこと贈ったこと、なにかしらお世話になっているに違いない。室町時代後期の創業以来、500年以上にわたって日本の和菓子業界をリードしてきた老舗だ。その虎屋には、和菓子を研究する部門「虎屋文庫」がある。 創業以来、約500年の歴史を持つ虎屋は、現在の黒川光博社長で17代目、売り上げは約186億円(2016年)。私自身でいえば、羊羹の代名詞『夜の梅』は知っていても、和菓子の歴史などはつゆ知らず、興味を持つきっかけになったのが「虎屋文庫」の展示に行ったことだった。 歴史の長い虎屋には、菓子の見本帳や古文書、菓子木型や古器物などが数多く伝来する。この虎屋文庫は社内の一部署として1973年に設立、資料の保存や整理、和菓子関連の展示開催や機関誌『和菓子』(研究論文などを収録)の発行などを行ってきたのだ(問い合わせなどは可能だが、史料は
2017/06/27 リンク