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少子高齢化が進む中、わが国では市民の2/3が日常生活での悩みや不安を感じているという。その内容を見る... 少子高齢化が進む中、わが国では市民の2/3が日常生活での悩みや不安を感じているという。その内容を見ると、「老後の生活設計について」がトップだ。また、一説によると、市民のおよそ8割が年金不安を抱えているとも言われている。タイミング良く、わが国の年金制度の概要を過不足なく、しかも整合的に解説した良書が世に出た。それが本書である。 本書の1つの特徴は、木ではなく森を、また歴史的な経緯を含めた背景をきちんと説明しようと努めているところにある。まず序章で、わが国社会の大きな変化を述べる。著者は大切な木は見逃さない。例えば、生活保護と引き替えに乗用車の保有制限を行って生活が成り立つかと問いかける。Ⅰ章は現行の年金制度の概説である。ただし、公的年金の役割という制度そもそもの原点もしっかりと押さえられている。Ⅱ章は、年金制度が直面している課題がテーマとなる。メディアでは年金未納者問題がよく取り上げられるが
2014/10/01 リンク