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たくさんの人が首つり自殺している通勤電車に乗る吾妻先生。吾妻ひでおの最新作『カオスノート』は「○月... たくさんの人が首つり自殺している通勤電車に乗る吾妻先生。吾妻ひでおの最新作『カオスノート』は「○月○日」とはじまる日記の体裁を取り、不条理な日常が綴られている。その全ては創作であり、ひたすらにナンセンスな思考を撒き散す。崖から女子高生が生えていたり、温泉に入って柔らかくなった身体を女の子に食べられたり、”鬱”にラーメンを奢ったり、”詩人の魂”を粕漬けにしたり、ラーメンが逃亡していたり、味噌漬けになった自分を酒のツマミにして食べ切ってしまったり、奥歯から都市ガスが漏れたり、突然戦争が始まったり、飛行機が墜落したり、世界が終ったりする。SF、女の子、食欲、そして濃密な"死への憧憬"に支えられたそのイマジネーションの跳躍。漂流していると海からスクール水着を纏った巨大な女の子が浮かび上がってくる。 吾妻フェチズムの極み。日常と”かけはなれた何か”とが融和する。これは「イリュージョン日記」と呼んでい
2014/10/01 リンク