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高橋輝次編著『増補版 誤植読本』(ちくま文庫)を読んでいる。装画は、『関西古本探検』(右文書院)や... 高橋輝次編著『増補版 誤植読本』(ちくま文庫)を読んでいる。装画は、『関西古本探検』(右文書院)や『ぼくの古本探検記』(大散歩通信社)等と同じく、林哲夫さんによる。 この増補版は、『誤植読本』(東京書籍2000)に六篇を増補したもの。東京書籍版は、気になりながらも(いつの間にか品切れとなっていたせいもあり)読んでいなかった。眺めたことがあるだけ。 まだ途中までしか読んでいないが、フリガナに気になるところが何点かある。中村真一郎「誤植の話」の「室生犀星(むろおさいせい)」(p.16)。「むろう‐」のほうが見慣れているので、すこし違和感がある。またこれはフリガナではないが、「大恥を掻きそこなった」(p.17)は、「大恥を掻きそうになった」でよいだろう。「大恥」はかかずに済むに越したことはないからだ。 稲垣達郎「誤記、誤植、校訂」には、自著『角鹿の蟹』が出て来るが、「角鹿」に「かづの」という読み