注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
“絵本”と聞くと、やはり子どものものというイメージがあるのではないだろうか。文よりも絵の方に重点の... “絵本”と聞くと、やはり子どものものというイメージがあるのではないだろうか。文よりも絵の方に重点の置かれる絵本は、子どもにとっては分かりやすく楽しいものだが、大人にとってはやさしすぎるものが多い。 しかし、極めて強い作家性を持つ絵本作家も中にはいる。子どもが読むよりも大人が読んだ方が楽しめるであろう哲学的な内容を、シュールな作風で描くのがオランダのアムステルダム生まれのレオ=レオニである。 小さい魚たちが力をあわせて巨大な敵に立ち向かう『スイミー』がその代表作として有名だが、今回紹介する『フレデリック』は1匹のちょっと風変わりなねずみの物語だ。 お百姓さんが引っ越してしまったので、ねずみたちは冬に備えて一生懸命準備をする。ところが、1匹だけまったく働かないねずみがいる。そう、フレデリックだ。 みんながフレデリックにどうして働かないのかと尋ねると、「さむくて くらい ふゆの ひの ために、ぼ
2014/07/02 リンク