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●『君の名は。』(新海誠)、すばらしかった。あえて不遜な言い方をすると、新海誠という作家がここまでで... ●『君の名は。』(新海誠)、すばらしかった。あえて不遜な言い方をすると、新海誠という作家がここまでできる人だとは思ってなかったので、たいへんに驚いた。本当にごめんなさい、ぼくが間違っていました、と。冒頭の、隕石が落下するカットを観た時点で、これは本当に傑作なのではないかと居住まいを正した。 (物語は、エリー・デューリング的な「グラッソ物語」みたいだと思った。) (『秒速5センチメートル』の主題を、感傷で流すことなく、『星を追う子ども』のような挑戦的で粘り強い姿勢を貫いて語り切った、という感じか。) 今までの新海作品に感じていた、納得のいかなさ、乗れない感じは、この作品にはほぼなかった。新海作品ではじめて保留なしにすばらしいと言える。過度に感傷的なものをゴリ押しされたらいやだなあと思っていたのだけど、新海作品で最も感傷が抑制されていると感じられた。音楽で感傷を過剰に盛り上げる場面は度々あるの
2016/10/19 リンク