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インターネットに依存しない地域分散型のデータ保全技術が必要になる――。東北大学電気通信研究所の教授... インターネットに依存しない地域分散型のデータ保全技術が必要になる――。東北大学電気通信研究所の教授である村岡裕明氏は2017年3月に都内で開催した研究成果の報告会で、東日本大震災の教訓を踏まえて開発を進める、耐災害性情報ストレージ基盤技術を紹介した。 50%の機器損壊下でも90%の情報を保全 東北大学 電気通信研究所は2017年3月、社会性の高い研究に関する成果の報告会を都内で開催した。本記事では、同研究所の教授である村岡裕明氏が説明した「情報インフラの未来を見据える耐災害性情報ストレージ基盤技術」の一部を紹介する。 村岡氏は、まず情報ストレージの重要性について説く。IDCの調査によると、2020年における生成情報量は40ゼタバイトになる。東北大学の試算では、2030年に1ヨタバイト(1兆の1兆倍)の情報が生成されるという。1ヨタバイトは、世界の人口70億人がそれぞれ140テラバイトの情報
2017/03/14 リンク