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清潔な身体/精神:監獄──彼岸への装置化 | 五十嵐太郎+大川信行 Clean Death (Penalty): Toward the U... 清潔な身体/精神:監獄──彼岸への装置化 | 五十嵐太郎+大川信行 Clean Death (Penalty): Toward the Ultimate Apparatus | Igarashi Taro, Okawa Nobuyuki 病室と監房、隔離と監禁。病院と監獄がその初源において同根であることは様々に指摘されている。本稿でも連載の二回目「呼吸する機械 : 病院」で監獄と病院の衛生観をパラレルに論じているが、今回は監獄、特に重罪犯に関わる施設を取り上げ、身体と装置の極限を見る。 植民の世紀を通じて、海外への流刑は身体刑と同様ごく一般的な行刑法であった。特に新大陸に多大な労働需要を抱えたイギリスは、安価に、しかも手を汚さずに危険分子を放出する手段として一六〇七年から一七七六年の独立宣言までにおよそ五万人の有罪犯をアメリカ植民地に送り込んだとされている。流刑囚の強制奴僕は雇主の立場から