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色のショック体験 | 榑沼範久 Shock Experience of Colors | Kurenuma Norihisa 1 ジェームズ・J・ギブ... 色のショック体験 | 榑沼範久 Shock Experience of Colors | Kurenuma Norihisa 1 ジェームズ・J・ギブソン(一九〇四─七九)はけっして〈色の知覚の生態学〉を放棄していなかったこと。それどころか、世界の表面はカラフルであり、色はわれわれが生きていくための情報であると考えていたこと。それにもかかわらず、ギブソンが視覚情報のベースを「光の配列」のみに求めるかぎり、彼の視覚論から〈色の知覚の生態学〉を構想するのは難しいこと。ジョナサン・クレーリーによる視覚の系譜学を批判的に整理しつつ、前回はそれを確認した。 今回はさらに議論のコンテクストを広げ、前回に予告したテーマ──ギブソンが生きた時代の文化的な色環境からギブソンを批判的に読む〈色の知覚の身体文化学〉──にアプローチしてみたい。ギブソンの考える視覚系──われわれの身体の外部と内部とが組み合わさって