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1973年、ユリ・ゲラーの登場によって火が付いた超能力ブーム。異常なほどの熱狂はなぜ生まれ、どのよう... 1973年、ユリ・ゲラーの登場によって火が付いた超能力ブーム。異常なほどの熱狂はなぜ生まれ、どのように世間から忘れられていったのか……。 ここではメディアと宗教をテーマに研究活動を続ける高橋直子氏の著書『オカルト番組はなぜ消えたのか 超能力からスピリチュアルまでのメディア分析』(青弓社)の一部を抜粋。超能力がどのようにメディアに取り上げられてきたのかを振り返り、ブームの盛衰について考える。(全2回の1回目/後編を読む) 空前の超能力ブーム 超能力ブームといわれた社会現象をテレビ番組の展開から描出してみると、次のようになる。まず、ブームの火付け役になったユリ・ゲラーが日本のテレビ取材に初めて応じたのは、1973年12月214日放送の『11PM』である(*1)。ディレクター(矢追純一)の面前で金属製品(パイプ用コンパニオン)を曲げ、切断してみせた。翌74年2月、初来日。この間、1月24日放送の
2021/07/19 リンク