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◆ 『昭和史』について、ずるいなと思っているところがある ――1950年代後半に、亀井勝一郎氏らが参加した... ◆ 『昭和史』について、ずるいなと思っているところがある ――1950年代後半に、亀井勝一郎氏らが参加した『昭和史』論争がありましたね。岩波書店から出版された『昭和史』(遠山茂樹、今井清一、藤原彰共著)を巡って「人間が描かれていない」などといった批判が起きました。保阪さんは「『昭和史』に亀井さんが突きつけた疑問は正しいと思う」(『「戦後」を点検する』)と、こうした意見にも一理あるという立場を取っています。 保阪 『昭和史』論争が起きた時、僕は学生でした。高校生の時に初めて読んで、内容はさっぱり分かりませんでしたが、大学生の時にベストセラーになっていたので再び読みました。これは共産党の視点で書いている本だな、というのは分かる。遠山茂樹、今井清一、藤原彰という3人は戦争学徒、ないしは戦争を体験した戦後の研究者ですよね。いわゆる唯物史観の人たちです。この人たちが歴研(歴史学研究会)を取り仕切って
2019/07/02 リンク