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田積 徹 文教大学 人間科学部 心理学科 西条 寿夫 富山大学 医学部大学院システム情動科学 DOI:10.1493... 田積 徹 文教大学 人間科学部 心理学科 西条 寿夫 富山大学 医学部大学院システム情動科学 DOI:10.14931/bsd.2991 原稿受付日:2012年12月11日 原稿完成日:2015年8月24日 担当編集委員:藤田 一郎(大阪大学 大学院生命機能研究科) 快・不快は行動を理解するための最も基本的な心的属性の1つであり、快をもたらす刺激には接近するが、不快をもたらす刺激からは遠ざかろうとする。たとえば、お腹が減っているときには食べ物を欲し(欲求が生じる)、食べ物を得るための行動(接近行動)を動機づける。そして、食べ物の摂取により欲求は満たされるが、このときに快の情動を経験する。一方、不快な情動には恐怖や不安がある。恐怖は何らかの刺激(不快刺激)に対して防御反応を示した場合の内的な状態と仮定される。一方、不安は、その情動を引き起こす対象が漠然としている場合の内的状態と定義される。