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某ベンチャー企業の取締役が「本を読まずに批判コメントを書くバカが多い」と発言して物議を醸した直後... 某ベンチャー企業の取締役が「本を読まずに批判コメントを書くバカが多い」と発言して物議を醸した直後というだけあって、ネットでも話題になった本『読んでいない本について堂々と語る方法』を読んでみました。いや、タイトルだけ見ると「何の冗談?」と思わてしまうかもしれませんが、師走の忙しい時間を割いてでも読む価値のある一冊でしたよ(何しろ本書は、ニューヨーク・タイムズが選んだ昨年度のベスト100冊に、フランス人の本として唯一ランクインしているそうです)。 本書の主張を一文にまとめれば、「本について語る場合に、その本を読んでいる必要はまったくなく、むしろ読んでいることがマイナスになる場合もある」といった具合でしょうか。そんなはずがないだろう、と考える読者に対して、著者のピエール・バイヤール氏(精神分析家で、パリ第八大学の教授)は「本とは何か」「語るとは何か」という問題について考察を促し、私達が思うほど「
2008/12/14 リンク