MemoryPackで独自のバージョニングを行う | Yucchiy's Note

MemoryPackで独自のバージョニングを行う | Yucchiy's Note

MemoryPackは標準でVersion tolerantによるバージョニングをサポートしています。 しかし、たとえば一時...概要を表示 MemoryPackは標準でVersion tolerantによるバージョニングをサポートしています。 しかし、たとえば一時的なデータをアプリケーションに保存するが、アプリケーションの変更によって一時的データが利用できない場合など、独自のバージョニングを行いたいケースがあるかもしれません。 この記事では、MemoryPackでシリアライズ対象のクラスにバージョンを定義せず、MemoryPackのバイナリに独自データを埋め込むことで、独自のバージョニングを行う方法について紹介します。 MemoryPackのバイナリに独自データを埋め込む・読み込む MemoryPackでは、シリアライズ・デシリアライズ前後にこちらの定義したコールバックを呼び出すことができます。これにより独自の処理を差し込むことができます。 Serialization callbacks 具体的には、下記のように静的メソッドに