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一流会社の二流社員になるのと、二流会社の一流社員になるのとではどちらがいいか。これは、現実的には... 一流会社の二流社員になるのと、二流会社の一流社員になるのとではどちらがいいか。これは、現実的には難しい比較だ。 正直に言うと、私は、就職問題を考えていた学生の頃、会社のランクを落としてそこで出世しようとする戦略の持ち主に対して、過剰に現実的で卑屈だというような、好ましくないイメージを持っていた。 勤務先の会社にプライドの根拠を持っている人はまだ少なくないので、具体的な会社名はあげないことにするが、例えば、銀行のような会社間の相対的なランキングがハッキリした業界で、二流行を就職の第一志望にする同級生の話を聞いて、何だか夢が無くて、せせこましいなあ、という印象を持ったのを覚えている。彼は、「一流の銀行に行くと、優秀な奴が一杯いて、仮に入社できても出世は難しいだろうが、○○銀行くらいまでランクを落とすと、出世競争が楽になって、自分でも何とかなる確率が大きいのではないか」というようなことを言った(
2008/08/12 リンク