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ブログを始めて10年。 老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を 書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め... ブログを始めて10年。 老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を 書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。 残暑は厳しいが、朝夕はめっきり涼しい。開け放しにしているベランダからは冷たく、寒いほどの風が入ってくる。もう重陽の節句もすぐそこに迫っている。ラフかディオ・ハーンの『怪談』に「菊花の約」という話がある。播磨の国に義兄弟がいた。出雲の武士、赤穴宗右衛門と播磨の丈部左門である。春のある日、赤穴は故郷の出雲へ帰ることを思い立った。赤穴は「秋には帰るから」というと、丈部は「兄上、出雲はここから百里もある遠い国。帰りの日時を決めることは難しいかも知れません。しかし、その日時を約してくれるなら、帰国の宴を準備して、門に立って待ちましょう」赤穴「よいぞ、わしは旅馴れたた身、9月9日の重陽の日に帰るとしよう」 光陰矢の如し、門前で兄と涙の別れをしてから、夏が過ぎ、義兄が帰る9月9日がやってきた。