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今読んでいる本は、宋 連玉(そん よんおく)さんの『脱帝国のフェミニズムを求めて 朝鮮女性と植民地... 今読んでいる本は、宋 連玉(そん よんおく)さんの『脱帝国のフェミニズムを求めて 朝鮮女性と植民地主義』有志舎 (2009年)です。 本のタイトルからして、読んでおかないといけない本だと思いました。 まだ途中までしか読めていませんが、本書は「植民地主義を克服するために如何なるフェミニズムが有効なのか」(11頁)という観点から書かれています。「日本の女性史研究が植民地主義に鈍感だという評価も否定できない」という批判もあり、「朝鮮の女性たちが植民地主義と闘いながら女性解放を願ったこと」について、3・1独立運動に参加した金マリアの思想の分析や、上海で樹立された臨時政府の憲章の歴史的意義なども紹介されています。(憲章には「大韓民国の人民は男女、貴賎および貧富の階級がなく、一切平等である」という条文があるそうです) 植民地統治下で朝鮮の女性がどのように闘ったのかという歴史は、私はほとんど知らなかった
2009/12/29 リンク