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SFマガジン2010年1月号は「創刊50周年記念特大号PART-I 海外SF篇」ということで、人気の高い海外SF作家... SFマガジン2010年1月号は「創刊50周年記念特大号PART-I 海外SF篇」ということで、人気の高い海外SF作家たちの作品をごっそり翻訳紹介してくれました。近作12篇に名作再録5篇というボリューム。年末に向けて少しずつ読んでゆくことにします。 今回は、暗い絶望的な未来の姿を描くディストピアSF作品2篇。 パオロ・バチガルピの『第六ポンプ』は、環境汚染による少子化と知能劣化が深刻になっている近未来のニューヨークを舞台に、下水処理場で働く主人公がトラブルに遭遇する話。汚染浄化システムの第六ポンプに異常が生じていることに気づいた主人公は、その修理方法を調べてゆくうちに、社会全体がいつしか絶望的な状況に置かれていることに気づきます。 汚染物質のせいでなかなか子供が生まれず、しかも生まれてくる子供のうちかなりの割合が動物レベルにまで知能が劣化している。問題の解決を先送りしたまま数世代を経た今では