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あまりにも暑いので、短い小説などを読むことにした。 保坂和志という作家には以前から関心があったが、... あまりにも暑いので、短い小説などを読むことにした。 保坂和志という作家には以前から関心があったが、読むのは今回がはじめてだ。 生きる歓び (新潮文庫) 作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/08メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (37件) を見る 表題作。 主人公の「私」は、墓参りに行って、命があやぶまれる状態の子猫をひろう。生後二、三週間だが、目がみえないらしい。あまり気はすすまなかったが、周囲にいたほかの人は拾いたがらず、ほうっておくとカラスに食べられかねないので、自分が拾って飼うことにした。 猫の体が弱っていることもあり、世話をするのはたいへんだが、世話を引き受けると決めてしまうと苦にはならなくなる。なぜなら、 大げさに聞こえるとは思うが、自分のことを何もせずに誰かのことだけをするというのは、じつは一番充実する。(30ページ) からだ。