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プリズン・ガールを読んだ。とってもスリリングで面白い小説だった。ハリケーンに襲われる場面が一番好... プリズン・ガールを読んだ。とってもスリリングで面白い小説だった。ハリケーンに襲われる場面が一番好き。最終的にストーカー野郎は死ねばいいのにって思った。 この作品はとある理由があって、十八年間、自宅で父親から監禁される羽目になった挙句、ハードなトレーニングや護身術、格闘術を相当なレベルで叩き込まれたらしい少女が主人公になっている。 でもって、その滅茶苦茶な父親が死んだ一日から物語が始まる。始まるんだけれど、冒頭からしてストーリーの推進力が尋常じゃないなあって感じながら読んでいた。 この時点でピックアップされているのは死んだ父親への憎しみと自由へのあこがれ、少々エキセントリックな性格をしている主人公ペティの言動が主なんだけど、もうぐいぐいと世界観に引きずり込んでくるのよね。 そこから物語は展開していき、大きく分けて三つのパートに分かれる。結婚詐欺(この表現は適切じゃないと思うけど)編と、逃亡編