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今から20年くらい前にこの病気が流行った。流行ったというほど数は多くなかったが。当時は現在の食障害... 今から20年くらい前にこの病気が流行った。流行ったというほど数は多くなかったが。当時は現在の食障害に比べ、極端な拒食と体重減少が前景に来るタイプが多かった。最近は、極端な体重減少の患者さんはほとんど診なくなっている。これは、社会環境の変化の影響が大きいと思われる。現在は、理想的な女性イメージが多様化していることもある。(太めの女性が好まれるとか・・) 当時、神経性食思不振症は精神科か内分泌系の内科で治療されていた。体重がとてつもなく減少すると死んでしまうので、経鼻栄養をしながら歩いている光景を思い出す。この極端に痩せた患者さんは、一般の精神病院ではやや治療が難しかったし、特に栄養補給の必要性もあることから、とりあえず大学病院に送られてくることが多かった。だから、大学病院にはいつも数名在院していたのである。 僕は大学病院にいた2年間に、2人の患者さんを受け持ったが、基礎疾患が統合失調症で、2