エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
連作短編小説「兇の風景」を書き始めました。頭の体操のつもりで、十数編書き進める予定です。右の画像... 連作短編小説「兇の風景」を書き始めました。頭の体操のつもりで、十数編書き進める予定です。右の画像は、吉野忍氏制作のものを使わせていただいています。 「マユミったら、遅いね」 「遅くなるってメールが来てから、もう10分以上も経ってるよ」 初詣の人で賑わう神社の境内に、待ち合わせ時刻の通りに来たレイコとカオリは、もう一人の友人であるマユミを、待ちくたびれているのだった。レイコは痩躯を黒のコートに包み、カオリはベージュのオーバーに貂の毛皮を巻いている。 さらに数分経ったのち、マユミが濃紅のコートで現れた。待たせているのに、特段急いでいる風もない。二人を見つけると、おっとりとした足取りで寄ってきた。 「ゴメンね。出がけに彼氏とケンカしちゃってさ」 「しょうがないなあ」レイコが呆れ顔で答える。 「ケンカったって、痴話ゲンカでしょ?私も彼氏が欲しいよ」 「同棲してるといろいろとアラが見えるの。レイコは