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あと二時間ほどで家を出る。旅の準備はだいたい終わったと思ったら、大事なことがまだだった。 内澤旬子... あと二時間ほどで家を出る。旅の準備はだいたい終わったと思ったら、大事なことがまだだった。 内澤旬子『捨てる女』(本の雑誌社)を紹介してなかったじゃないか! これは本当に面白い本だった。 数日前、寝る前に読み出したら止まらなくなり、一気に読み干してしまった。 その間、本を手から離したのは一度お茶を入れに立ち上がったときだけで、トイレにも行かなかった。 早く寝なきゃいけなかったのに。 「巻を置くを能わず」とはまさにこのことだ。 内澤さんはすでに『世界屠畜紀行』や『飼い喰い』で体験ルポの名手として 『身体のいいなり』で今までにないエッセイの書き手として知られているが、 まだ全貌を明らかにしていなかった。 ブログを読んだり、実際に会って話したことがあったりすればわかるのだが、 内澤さんは「おめえ、死ねっつーの!」という毒舌と、「ううう」と悶え嘆く自虐の人でもある。 今までのルポやエッセイが「白ジュ
2013/11/19 リンク