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Jリーグに移籍して来た外国人助っ人FWの中で、敵として本気で『怖い』と感じた選手が3人居る。 1人... Jリーグに移籍して来た外国人助っ人FWの中で、敵として本気で『怖い』と感じた選手が3人居る。 1人目は第一次柏時代のエジウソン。ピークを過ぎた外国人が大半を占めていた当時のJリーグにおいて、その本物のスピードと個人技は鮮烈だった。 2人目はガンバ時代のエムボマ。アフリカン特有のバネのような身体能力とパワーは、Jリーグの常識を遥かに越えていた。因みにエムボマは顔も怖かった。 そして3人目、この話の主人公・札幌時代のエメルソンである。 若干18歳(後に年齢詐称が発覚)のマルシオ・エメルソン・パッソス=エメルソンがブラジルの名門サンパウロから期限付きで札幌に加入したのは、レッズがJ2を戦うことになった2000年シーズン。 当時J2は、今と比べれば雲泥の差でテレビ放映が少なかった時代に、このエメルソンという若い選手が次々得点を量産している現状を、その大半は新聞や雑誌での報道記事からしか伺い見ること