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妻が友達から、最近久々にこれはという小説家に出会ったということで、教えてもらったのが青木淳吾だっ... 妻が友達から、最近久々にこれはという小説家に出会ったということで、教えてもらったのが青木淳吾だった。 先に読みたかったのは、デビュー作の「四十日と四十夜のメルヘン (新潮文庫) 」こっちの方だったのだけど、「おおかみこどもの雨と雪」を観に行った時に本屋に立ち寄ったら三島賞受賞作のこちら(「私のいない高校 」 )があったのでハードカバーなので少し躊躇ったのだけど買ってしまった。 青木淳吾については、事前情報ほとんどなく、この作品についての知識も何もないままに読み始めたのだけど、読み始めて直ぐに「あー、これは…」と多少の驚きと嫉妬の入り交じったなんとも複雑な気分になった。なんで嫉妬してしまうのかも自分でも意味がわからないけど、まぁ、こういう実験的な小説で面白いものを作れてしまう若い才能というものに単純に焦がれてるということなんだろうと思う。 タイトル通り、この小説には「私」=主人公が存在しない
2012/09/06 リンク