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るるい フルハルターにおじゃますると、別のお客さんと居合わせることがよくある。初めて万年筆を求めに... るるい フルハルターにおじゃますると、別のお客さんと居合わせることがよくある。初めて万年筆を求めに見えた方は、まず何種類かの万年筆で試し書きしてどの太さにするのか決めるのだが、大半の方はFかMを選ぶ。まあそうでしょうね。普通はノートや手帳への記入や日記、手紙といった用途が多いだろうから。 そして、せっかくだからと横から焚き付けて3BのついたペリカンM800を試してもらうと、たいていは「うぁっ、すごーい。でもちょっと太すぎて使えないですね」といった反応が返ってくる。 そりゃあそうだ。「ぬらぬら」を求めて最初から太字志向でフルハルターを訪れた私ですら、最初に3Bで書かせてもらった時は「いくらなんでもこれは太すぎる。やめとこう」と思ったもの。 だが、初めの1本をスーベレーン400のFニブにした人も、数ヶ月使ううちに「もうちょっと太い線で遊んでみたいな」と思うようになる(んじゃないかな)。でもたい