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高エネルギー加速器研究機構(KEK)や東京大宇宙線研究所など国内外の研究者で組織する「T2K実験... 高エネルギー加速器研究機構(KEK)や東京大宇宙線研究所など国内外の研究者で組織する「T2K実験グループ」は25日、茨城県東海村で人工的に作られた素粒子「ニュートリノ」を約295キロ離れた岐阜県飛騨市で検出することに初めて成功したと発表した。 ニュートリノは物質を構成する最小単位、素粒子の一種。詳しい性質が未解明で、人工的に発生させ、遠くに飛ばしてその振る舞いを検出する実験が各国で行われている。 今回は、東海村の大強度陽子加速器施設「J-PARC」から、飛騨市の検出器「スーパーカミオカンデ」に向けニュートリノを発射。24日午前6時、スーパーカミオカンデ側で検出された。【奥野敦史】
2010/02/26 リンク