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福島第1原発事故で全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村で11日、事故前に全国から寄贈された絵本約... 福島第1原発事故で全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村で11日、事故前に全国から寄贈された絵本約6万冊の除染作業が始まった。避難生活を送る子どもたちの息抜きに、10月運行予定の「移動図書館」に向けた取り組み。同村の広瀬要人教育長は「善意でいただいた絵本をやっと生かすことができる」と話す。 村には図書館がなく、書店も村営の1店しかなかった。「子どもたちの本に触れる機会を増やしたい」と、10年5月から全国に絵本の寄贈を求め、震災直前までに6万冊近くが集まった。しかし、原発事故後、村が計画的避難区域に指定され、本の大半が1年以上も村立飯舘中学校で保管されたままになっていた。 この日はボランティアが布で丁寧に絵本の汚れを拭き取った。校内の空間放射線量は毎時0・2マイクロシーベルトと周辺の3分の1程度。「絵本を手に取った人に気持ちよく読んでもらいたい」と作業を続けた。 オーストラリアの団体から寄贈さ
2012/07/17 リンク