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氷室さんは、ゆってみれば、ヒマラヤの高地に咲くという、伝説の青いケシでした。 その神々しい存在は、... 氷室さんは、ゆってみれば、ヒマラヤの高地に咲くという、伝説の青いケシでした。 その神々しい存在は、過酷な冒険をなしとげ帰還したものたちにのみ語られた。 語られていたけど、ほとんど神話とかマボロシと呼ばれ、実在を疑われすらした。 実物を目にすることなど、ムカシはちょっと考えられなかった(その後、花博にアッサリでちゃいましたけど) しかし、ある日突然、それはわれわれの前に現れたのです。 われわれはそこに確かにそれがあることを知ったのです。 地球上でいちばん天空に近い場所に、誰にみられることもなくひっそりと咲いていた、可憐な花! 清楚に青く、しかも、阿片戦争のヒキガネにもなった危険な毒草(独創って変換しちゃうとこでした)でもある、ケシ!(青いケシからもヘロインとかコカインが精製できるのかどうか、どーか実はよーしらんが) そんざいそのものが、二重三重の意味で衝撃。 しかし、その花は、そんな空気の薄
2012/11/12 リンク