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細菌やウイルスがのどから体内に入るのを防ぐのに、重要な役割を果たしているのが粘膜にある微細な「線... 細菌やウイルスがのどから体内に入るのを防ぐのに、重要な役割を果たしているのが粘膜にある微細な「線毛」の運動。この働きをうがい薬が低下させるとの動物実験の結果が最近、発表された。洗浄や殺菌のために行ううがいが、逆に体の自浄作用を損ないかねないというのだ。 研究を行ったのは東京女子医大第一内科の玉置淳教授と、ライオン生物科学研究所の小池泰志・副主任研究員ら。 のどや鼻の気道は、入ってくる空気を加湿・加温する粘膜で覆われている。その表面にじゅうたんの毛並みのように無数にあるのが線毛で、長さは数マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)。 線毛の上には粘液層があり、入ってきた細菌やウイルスはここに付着。その後、「健康な状態なら、線毛が一斉に運動することによってベルトコンベヤー上を動くように体外へ排出される」と、小池さん。線毛の動きが遺伝的に弱い人などは感染症にかかりやす
2008/12/11 リンク