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人はいつから年を取るか。自分の場合は、20歳になったときも年取ったなあと思ったし、35歳を過ぎたとき... 人はいつから年を取るか。自分の場合は、20歳になったときも年取ったなあと思ったし、35歳を過ぎたとき、村上春樹の短編「プールサイド」(『回転木馬のデッドヒート』収録・参照)のようにも思った。 40歳過ぎたときもがくっときたものだし、50歳のときは漱石の年を越えることに怖れのようなものもあった。昨年55歳になったときは、父親の世代ならもう定年退職だなと思って、自著『考える生き方』(参照)も書いた。この本でも触れたが、この年まで生きられなかった人も少なくないのだから、あとの人生はちょっと別の視点で生きていこう、というか、自分を退けて、若い世代の邪魔にならないように生きるほうがよいだろうと思った。まあ、そんな感じ。 でも、ちょっと違うかなあという感じもしている。違うかなというのは、本格的に「老い」というのが襲ってくるのはまだ先というか意外とそこまでがきついのかもしれない。『開店休業(吉本隆明・ハ
2013/06/20 リンク