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岡 「何々のバイトしてるんだよ、俺」って言っていて、次に会うともう辞めていた。 小田嶋 2時間でや... 岡 「何々のバイトしてるんだよ、俺」って言っていて、次に会うともう辞めていた。 小田嶋 2時間でやめた、っていうのもあった。 岡 そう、すごい早さで辞めているんだよね、いつも。というか、その2時間っていうのは、いったい何なんだ。 小田嶋 電車を清掃する仕事があったの。駅に着いている間に車両の中を掃除するんだけど。 岡 それはつらそうじゃないけど。 小田嶋 大したことはないんだけど、でも仮眠所があってさ、何かそれこそ『蟹工船』みたいな味がしたのよ。 岡 二十何年か前だろう? 小田嶋 そう、大学に入ったばかりのときかな。最初につなぎの制服を支給されたのね。そのときに「えっ、このつなぎ着るの? オレ」って、まずちょっとひるんで。それで仮眠所に案内されて、決め手になったのは、ごみ箱に「私は足がありません」と張ってあったことだった。 岡 どういうこと? 「ああ、こんなところでは働けないなあ」 小田嶋
2009/05/16 リンク