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4月11 靉光展 カテゴリ:アート 生誕100年になるという画家、靉光(あいみつ)の回顧展を東京国立近代美... 4月11 靉光展 カテゴリ:アート 生誕100年になるという画家、靉光(あいみつ)の回顧展を東京国立近代美術館で観た。この美術館の常設展でいつも眼にする「眼のある風景」と「自画像」ぐらいしか印象にない画家だったが、今回その画業を振り返る展覧会を目にし多くの発見と悦びが得られた。 1907年に生まれ1946年に敗戦後の上海で戦病死するまでの短い38年の人生。出身が広島ということもあり、原爆の被災で残された作品はとても少ないという。それでもその画業の軌跡を追うと、絵に魂を奪われた男の肖像が浮かんでくる。 わずか10歳の時に描いた父の肖像には、早熟で完成された才能がすでに表れている。デザインの仕事をしていた時期の作品は、モダンでイラストレーションのようで時代を超えた魅力がある。妻石村キヱをモデルにした「編み物をする女」は蝋を使った独特の技法による色調・質感とデザイン・センスが個性的だ。 名高い「
2007/04/26 リンク