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最近,環境ごとのデータベーススキーマの差分をチェックする機会があった.プロダクション環境とステージング環境ならまだしも,開発環境だと検証のために追加したインデックスがそのままになっていたり,開発が途中で止まってしまって日の目を見ることがなかったテーブルが残っていたり,そういうことって比較的あるのではないかなと思う.特に今の環境だと,マイグレーションの仕組みが整っていないという課題もあり,より一層,データベーススキーマに差分が出やすくなってしまっている. 今回は MySQL から公式に提供されている mysqldiff というツールを使ってデータベーススキーマの差分をチェックした. mysqldiff をインストールする mysqldiff は MySQL Utilities という MySQL の管理ツールパッケージの中に同梱されている.現在だと v1.6 が最新になっている. MySQL
トランザクションとは 1つの作業単位として扱われるSQLクエリの集まりです。 複数のUPDATEやINSERTをひとつの集まりとして、 それらのクエリがすべて適用できた場合のみデータベースに反映します。 ひとつでも適用に失敗したクエリがあった場合は、そのまとまりすべてのクエリの結果は反映しません。 ACID特性 トランザクション処理に求められる4つの特性です。 原子性 (Atomicity) トランザクションに含まれる手順が「すべて実行されるか」「すべてされないか」のどちらかになる性質。 一貫性 (Consistency) どんな状況でもトランザクション前後でデータの整合性が矛盾なく保たれる性質。 分離性 (Isolation) トランザクション実行中は、処理途中のデータは外部から隠蔽されて他の処理に影響を与えない性質。 永続性 (Durability) トランザクションが完了したら、シス
5. コロプラ とは • 位置ゲーのプラットフォーム • 「コロニーな生活」などの モバイル向けゲームを自社運営 • パートナー様へのAPI提供 • プラットフォームの規模感 (2011年12月現在) • ユーザ数 : 250万人 • 位置登録回数 : 4,300万回/月 • 総PV数 : 37億/月 (パートナー様コンテンツを除く) 6. 全体的な構成 • コロプラ(プラットフォーム) • ユーザ情報 • 課金情報 • 位置情報 • コロプラ上に各アプリが存在 • それぞれのサービスとして開発 アプリ アプリ アプリ • コロプラのAPIをJSONで呼び出し • パートナー様のサービスからも利用 COLOPL PF 7. 基本的な構成 • サーバ • 自社運用の物理とクラウドを併用 App • CentOS 5.x/6.x INSERT UPDATE SELECT • 開発言語 DERE
実は非常に有用で、この機能が実は欲しかった!と言う方が続出する機能なのですよね〜 全然知らなかったのですが、mysqlでは複数レコードを1行にまとめる事ができます。 複数行をカンマ区切りにしたり、結構有効に使えそうです。 テーブル・データの準備 テーブル データ 実際に実行してみる 普通にselectしてみる group_concatしてみる group_concat + distinct group_concat + group by テーブル・データの準備 早速サンプルコードを。 テーブル mysql> create table gc1(id int auto_increment, uid int, name varchar(30), primary key(id))engine=innodb charset=utf8mb4; Query OK, 0 rows affected (0.
これだけ見れば大丈夫!ーMySQLパフォーマンス監視のツボ(クエリ編) こんにちは、インフラ担当新人の nob です。 サーバー監視ツールで MySQL を監視しているのにデータが多すぎて活用していない。という方はいませんか?その豊富なデータをパフォーマンス・チューニングに活用しない手はありません。今回はサーバー監視ツールのグラフを読み解いた実戦経験を元に、「これだけ見れば大丈夫」というツボをまとめてみました。 これだけ見れば大丈夫! クエリ編 3つのつぼと5つのグラフ (その1)監視ツールが何を見ているのか知る (その2)監視のキモ、グラフ3点セット (Questions, Lock Waits と Transaction Handler) (その3)グラフでチェックする SQL チューニング ( Select Type と Handler) シンプルでお勧め、サーバー監視グラフ化ツール
社内で, 主に MySQL 初学者を対象とした勉強会をやってきました. 社内勉強会ということで, というと言い訳になりますが, いつも以上にゆるふわな内容となっています. 改めて見るとソースどこだよ? っていう情報がいくつかあるので反省. (「RDBMS を使いつつ, NOSQL で最適化というパターンがほとんど」とかどこのことだよと. まぁ Tumblr とかはそれにあたるみたいですが) あと, インデックスの仕組みを単純化して話すために B-Tree じゃなくて Binary Search Tree について紹介してますが, この辺も詳しい方の突っ込みが欲しい所です. ところで勉強会に参加していてよく思うのですが, 勉強会というのは自分で発表してナンボだということです. これは勉強会で人の話を聞くのは意味が無い, ということではなくて, 自分で調べたときの方が 30 倍ぐらい身に付くん
MySQLのmasterとslave 1:1にして参照をslave向けるのってやりたがる人多いみたいだけど、性能たいして上がらない割に可用性落ちるだけだからやめようキャンペーン 2011-06-19 00:16:30 via YoruFukurou MySQL はレプリケーションが簡単に構成できるのですが、時折 master 1台 に対して slave 1台、更新処理は master に、参照は slave に、という構成を目にします。 個人的にはこの構成はお勧めでないと思っているので、その理由を考察してみます。 1. 可用性が落ちる 当然ですが、master, slave のどちらが落ちても影響を受けるために可用性が低下します。 2. 全体の性能がほとんど上がらない master 1台ですべてのクエリを処理する場合と比べて、可用性が落ちる引き換えとして見合った性能向上が得られるか、という
2. 自己紹介 MySQL/Linux周りのスペシャリスト 2006年9月から2010年8月までMySQL本家(MySQL/Sun/Oracle)で APAC/US圏のMySQLコンサルティングに従事 主な著書に「現場で使えるMySQL」「Linux-DBシステム構築/ 運用入門」「Javaデータアクセス実践講座」 DeNAでの主な役割 安定化/パフォーマンス/運用周りの中長期的な改善活動 L3サポート/運用/トラブルシューティング – 難度の高いMySQL周りの問題の根本原因の特定と解決 多くのプロジェクト支援 社内勉強会/トレーニング – MySQLやデータベース周りのベストプラクティスを社内で共有し、 技術スキルを底上げする 技術マーケティング – 国内外のカンファレンスや、技術雑誌等
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