日本社会はいい加減、欧米社会の反ユダヤ主義・ホロコーストに対する敏感さを学んだらどうか

ここ最近の当ブログの傾向から予想されていた方もおられるかもしれませんが、来る8月4日は「河野談話」20周年の日ですので、当時における「河野談話」報道をとりあげます。で、例によって縮刷版を調べていたのですが、1993年8月5日付け「日本経済新聞」朝刊にこんな記事を見つけました。

例の『マルコポーロ』事件が起きるのはこの1年半後のことですが、ホロコーストや反ユダヤ主義の歴史に対する認識を欠いた振る舞いが当然のように抗議の対象になる、ということについては先例があったわけです。21世紀にもなって副総理という地位にある政治家が放言するなど論外にもほどがあるというものです。