いろいろ設定がうまくなくていちいち引っかかる
この後の展開は謎の黒い影の正体がわかって主人公の恋も昇華しておわり、くらいかな
主人公の兄の恋人だった男が、生前は男の家族に婚姻関係を認めてもらえず葬儀にも参加せず、妹である主人公から骨を譲り受けて家に写真とともにおいてあり
一方で墓が近所にあり、中は空っぽだけど花を備えて死んだ恋人に祈る…
というシーンだが墓はそんな安い買い物ではない
恋人だった男は作家業で、困らない程度に金はある設定なのかもだけど
恋人が闘病してて長くないと知り、二人のための墓を買うっていうのも、個人的にはなんだかなと思う
いずれ死が見えた時に愛する人の墓なんか買ったりする?まあでもピラミッドに古墳に、生前本人が墓を用意すること自体はおかしくはないのか
なんというか話を通して死に関する諸々がフワフワのエア感
作者は若いのだろうと思った