エクスボックス・ライヴのアクティヴ・ゲーマーが３９百万人まで伸びるがエクスボックスの販売は１７パーセント減

マイクロソフトは前四半期にエクスボックス３６０とエクスボックス・ワンを何台販売したのか数字を明かしていないが、オンライン・ゲーム・サーヴィスが伸びてきたと表明している。
エクスボックス・ライヴでは月間アクティヴ・ユーザが３９百万人に達したという。マイクロソフトの四半期決算報告書で述べられている。これは前年同期比では２８パーセント増加している。だが、この数字は実際の現状をすべて伝えたことにはならない。たしかに、エクスボックス・ライヴには３９百万人がログインしている。しかし、そのうち有料会員であるゴールド・メンバーが何人なのかはここからわからない。同社によればライヴの売上は前年同期比１７パーセント増で、ゲーム全体ではマインクラフトの貢献で６６パーセント増益となっている。しかしここでもエクスボックス・システムが何台販売されたかは言及されていない。触れられているのは、エクスボックスのハードウェアは前年同期比１７パーセント減で、主にエクスボックス３６０の不振が響いた。通常では同社四半期決算報告書ではエクスボックス・ワンとエクスボックス３６０の販売実績が公表される。じっさい、７月に弊誌ではマイクロソフトが第４四半期の３か月で１４０万台のエクスボックス・コンソールを販売したとお伝えしていた。
マイクロソフトはしかし、第１四半期決算ではこの数字を公表しなかった。弊誌ではマイクロソフトに対し、この数字を弊誌に教えてくれないか問い合わせているところだが、過去を振り返り簡易な算数をしてみたい。
マイクロソフトは２０１５年第１四半期決算でエクスボックス・システムが全体で２４０万ドル販売されたと述べている。そして前年同期比で１７パーセント減っているのなら、ほかの内訳が同じと仮定してエクスボックス・システム全体の販売実績は１９９万ドルとなる。だが１７パーセント減というのが実際には売上高で、すべてのエクスボックスが同じ価格で売られたわけでないのを考慮する必要がある。１９９万は非常に大雑把だ。マイクロソフトにはより明快な数字の公表を期待したい。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jeff Grubb.)