端的に言って変な文章ですね。

動物は曲がるときに横Gを出さない、と書いたら「曲がるんだから出ている」。2次元の人が多い | 自動車評論家 国沢光宏

いや、カーブに際してスピード出しながら曲がる時に、ちゃんと慣性力で横のGは働きます。
前の方のGは分かりにくいですが、横の方のGはあります。
車体を傾けると、それがどちらかというと乗ってる人からすると下方向に近くなるように感じます。そっち側のGは我々感じにくい(普通1Gかかっているので)です。それでも乗ってる人に横Gはかかってます。
また、Gは力の次元の話です。


ちなみに、横Gの横というのは、地面と水平方向のGのうち、進行方向の横から受けるGを意味します。

そもそも、傾けて走るのは、横Gがないと釣り合わないんですよね。倒れます。


てか、力学現象には、動物であるとか関係ないですし、おかしな言葉の定義する人だなあと、自動車関係者は全員思うでしょうね。いや、思ってほしい。どう考えても三次元内の力学を理解してると思えない。


なお、他の言い方では遠心力と言ったりもします。重力というのは、相対性理論では慣性力の起源は重力という事は言われるので正しいですがまあこういう場面では余計な話かもですね。