wa4’s blog

リカンベントを自作して乗っています

2024-01-01から1年間の記事一覧

Mark3 シートバック作成

前投稿の状態(Mark2.7位?)でそこそこ満足して乗っていたのだが、どうしても気に入らない箇所があり、改造。それはシートバック部分。腰のちょっと上のあたりの背中を丸めると飛び出す背骨のところが、長い時間乗っていると当たって痛む。 クッション材の…

Mark3 前三角構成

ハンダ付けも使いようによっては電気モノ以外にも使えるという情報を仕入れ、使ってみた。 Mark 2.5 フロントアクセルを固定している部分を従来はフロントフォークとチェーンステーを共締めで固定する構造だったものをハンダ付けで固定。共締め座面部だけで…

Mark3 フロントフォークの拡幅

24インチのママチャリ用のフロントフォークを2本購入。1本は失敗したとき用の予備として。ー>案の定、失敗しました。溶けて穴が開きました。溶接が上手になると穴を埋められるようになるそうですが、当然そんな技は持ち合わせておらず。 治具に固定 裏から …

Mark3への道

Mark2で企画構想の段階ではリストアップしておきながら1つやり残したことがあった。それは内装3段から外装7段にすること。これには実は結構なハードルがある。Cruzbikeもどきの構造上、フロントフォークを無理やり広げて後輪を嵌めているのだが、内装3段よ…

Mark2の手直し

設計ミスによりシートバック(背もたれ)が、へにゃっと行きました、へにゃっと。。 補強前(2020年3月) 補強後(2020年5月) バッグも付けられるようになりました。 バッグ付き このバッグは百均の品を裁縫仕事で加工して取り付け。

Mark2 キーテクノロジー

溶接なんか出来ない身で、ドナーバイクから切り出したヘッドチューブ周りをどうメインフレームにつなげるか、接合部が工夫のしどころ。 チャンネル材の内側に丸棒(A5052)を4本を1対にして受け座を作り、U字ボルトで受け座側へ引き付けて固定している。 CAD…

Mark2 メインフレーム部分

長方形断面のアルミの押し出し成形材(A6063S)にU字ボルト2本とM6の内六角ボルト1本でRrフォークを固定し、前側は後述するヘッドチューブ周りを構成するt3のチャンネル材(A6063S)と寸法合わせのためにt2の板(A6061P)をスペーサーとしてかませてM8ボル…

3D CADå°Žå…¥

流石に今度は現物合わせのやっつけ仕事ではないので、ちゃんと部材の寸法を決めてから製作する。紙と鉛筆とエクセルだけで設計するのはしんどいので、3D CADを導入する。ネットでフリーの3D CADを探し、数種類の候補の中からDesign Spark Mechanicalを選択。…

Mark2 レイアウト検討

Mark1が既にあり、ジオメトリ―に不満はないので、Mark1のジオメトリ―をコピーする。 この機会にMark1の前後の重量バランスを測定する。体重計を持ち出して前輪を載せて量り、次いで後輪を載せて量る。 前輪荷重13.4kgf 後輪荷重 5.4kgf フロントヘビーである…

Mark2(2次試作)企画構想

Mark1は試作1号車に過ぎない。木製のフレームは手作り感があってインパクトがあることはあるが、やっつけ仕事感は否めない。そもそも試しに手早く作ってみるという位置づけで、長く乗るつもりで作ったものでもない。 2019年11月にMark2の企画を整理した。Ma…

自作リカンベントに乗ってみて

練習 Cruzbike社のサイトにある手順に従って練習。 ①最初は跨って、足でペタペタと歩いて感覚を覚える。 ②慣れてきたら、足で勢いをつけて両足を浮かせて滑走してみる。緩い坂があればそこで長く滑走する練習をする。この時点ではまだペダルまで足を上げない…

手直し~Mark1の完成

最初のトラブルシュートは膝とハンドルの干渉。長いコラムを付けたが、まだ若干膝が当たる。構造的にヘッドチューブの取付け角度を変える余地があるので(一緒にキャスター角も変わってしまうが)その範囲内で膝が当たらない位置を探し出した。下の写真のよ…

シェイクダウン

そんなこんなで試作1号機【Mark1】のシェイクダウン。 シェイクダウン時のMark1(Mark0.5ともいう、、) 正確な日付は記憶していないが、画像ファイルのプロパティから撮影日を確認すると、ドナーバイクを撮影したのが2019年3月24日で、このMark0.5状態の撮…

辻褄合わせ

ボトムブラケットから後方に伸びる(元)シートチューブとヘッドチューブ上部の繋ぎ ヘッドチューブ前方で元々ドナーバイクの後ろ三角だった部分を止めている構造は、ドナーバイクのシートのガワを剥いて芯の鉄板を露出させ、これに穴を空け、買い物カゴ用の…

キーパーツ(と自転車用の簡易パーキングブレーキ)

自作をしていると時々遭遇する場面で、「これがなければこの作品は成立しなかった」というキーパーツ。今回のキーパーツは「折り畳み自転車のコラム」。 ハンドル周り 私が使ったものは本当に安物の折り畳み自転車についていそうなハンドル、ステム、コラム…

塗装について

ドナーバイクのフレームはディスクグラインダーで派手にぶった切るし、フロントフォークにリアハブ軸を入れるには、エンドの開口をヤスリがけして開口幅を広げてやらないといけない(←フロント軸径<リア軸径なので)、そんなこんなで鉄の地肌が露出する。放…

フロントフォークの拡幅

ネット上で情報を漁ると、古いクロモリロードバイクのリアエンド幅を長ねじとナットで拡幅した話が出てくる。また、先に書いた米国の自作サイトでも「力づくでフロントフォークのエンド幅を広げる」(具体的な手法については記載なし)とある。ドナーバイク…

レイアウト検討

レイアウト検討 こんな感じでざっくりしたレイアウト検討を実施した。橙色の線で示されているのがこれから製作しようとしているリカンベントのフレームとシートバック。後ろ三角を駆動系ごと前へ移植し、前輪を後ろへ持って行って、補修用部品として販売され…

リカンベントのデザインに向けた画像解析

ドナーバイク。 ドナーバイク ブリジストン製の24インチ内装3段変速の児童車。ほぼママチャリと変わらない仕様だが、想定される乗り手の体格に合わせてクランクアーム長が短く設定されており155mm。 下に移っている白い線はメジャー。何も在りし日の姿を留め…

DIYリカンベント自転車製作の始まり

自作した前輪駆動リカンベントに乗っています。ぷららに個人Webサイトを開いて紹介していたのですが、サービス停止に伴い、こちらに引越しです。 そういうわけで、話は6年近く前、2019年の正月休みに戻ります。 暇つぶしにネットサーフィンをしていたところ…