ホンダ CBX400F いろいろ整備 ②
- 2022/07/13
- 22:52
前回の修理、ショートツーリングで油温上昇とエンジンが温まってから起きるボコ付きやストールの原因を
探っていきましょう
まずはちゃんとオイルポンプが働いているの?油圧は上がっているの?の検証です
サーモ部分でオイルホースを分離してエンジンをかけます とエンジンIN とサーモに
表記のあるホースよりドバドバオイルが吹きだしました おりょ? ホースが逆に
繋がっていました 取説によるとこれは問題ないようですが 表記と逆というのは
気になりますね まあオイルはちゃんと吐き出しているということで ここはOKです
お次はオイルクーラー本体やその繋がるホース内に詰まりがあるんじゃないの? の検証です
エアーガンでホース内にエアーを吹き込むと 反対側のホースより勢いよく
エアー混じりのオイルが吹き出てきました ヨシヨシここもOK 詰まりなしっと
となるともう ここっきゃないですね サーモスタットです 手に持っているのが旧品です
内部には形状記憶金属の弁があリ、オイルの温度が低いときはエンジンにオイルをリターンさせて
暖機を早め、一定の温度に達すると弁を開いてオイルクーラーに流す と言う機構だそうです
ただ この形状記憶弁がやはり経年劣化で作動不良になる事も多々あるそうです
このサーモも半開き状態で固着して オイルクーラーへの流れが悪くなっていたかもしれません
新品サーモスタットを取り付けオイルの流れを矢印で表記しました
今日はこの辺で。