温帯とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 気象 > 気候 > 温帯 > 温帯の意味・解説 

おん‐たい〔ヲン‐〕【温帯】

読み方:おんたい

寒帯熱帯の間の地帯気候的には、温帯気候緯度3050度の地帯をいうが、回帰線2327分)と極圏6633分)の間とする区分もある。


温帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 03:16 UTC 版)

  fa fb fc fd m wa wb wc wd sa sb sc sd  
E 寒帯   ET EF
D 亜寒帯 Dfa Dfb Dfc Dfd Dwa Dwb Dwc Dwd Dsa Dsb Dsc Dsd  
C 温帯 Cfa Cfb Cfc   Cwa Cwb Cwc Csa Csb Csc  
B 乾燥帯   BSh BSk BWh BWk
A 熱帯 Af   Am Aw   As  

温帯(おんたい)とは、年間を通して温暖な気候の地域のことである。ケッペンの気候区分における気候帯のひとつで記号はC、低緯度から3番目に位置することを示す。そして季節の変化がはっきりとしている。

定義

  • 最寒月平均気温が-3℃以上18℃未満(冬季の積雪は根雪にならないが[注釈 1]ココヤシが生育するほどでもないこと)。
  • 最暖月平均気温が10℃以上。
  • 年平均降水量が乾燥限界以上。

特色

安定した気候で四季の変化に富み、多くの動物植物が生息する。農業に適しており古くから文明を育み、現在も生産性の高い農業や産業の発展した地域が集中している。

分布地域

大陸東岸では緯度30 - 40°程度の地域に分布するが、大陸西岸では暖流で暖められた偏西風が吹き込むため比較的温暖となり、さらに高緯度地域にも分布する。

具体的な分布地域は、下記「気候区」の4つの気候区を参照。

日本国内は以下の地域を除いて温帯(大部分がCfa)に属する。一部にCfbCwaも見られる。

気候区

ケッペンの気候区分では、4つの気候区に細分される。

fは湿潤(feucht)、wは冬に乾燥(wintertrocken)、sは夏に乾燥(sommertrocken)a・bは月平均気温が22度を超えるか否かのドイツ語表記である。

脚注

注釈

  1. ^ 但し日本海側など豪雪地帯では積雪の多さ故に融けきるよりも先に次の雪が降り積もり、結果として平均気温が-3℃以上であっても根雪になる地域もある。

温帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 01:23 UTC 版)

湿原」の記事における「温帯」の解説

比較気温の低い「冷温帯」によく見られる面積はあまり大きくないが、それぞれに多彩な特徴がある。

※この「温帯」の解説は、「湿原」の解説の一部です。
「温帯」を含む「湿原」の記事については、「湿原」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「温帯」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

温帯

出典:『Wiktionary』 (2021/07/25 12:09 UTC 版)

名詞

おんたい

  1. 熱帯寒帯の間の温暖気候地域。最寒月平均気温が-3以上18未満
  2. (地理) 北極圏北回帰線の間、および南極圏南回帰線の間の地域

発音(?)

お↗んたい

関連語

翻訳


「温帯」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



温帯と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', ''];function getDictCodeItems(index) {return dictCodeList[index];}

すべての辞書の索引

「温帯」の関連用語





5
暖帯 デジタル大辞泉
100% |||||





温帯のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable() {return sideRankTable;}

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



温帯のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの温帯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの湿原 (改訂履歴)、地球温暖化の影響 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの温帯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS