none
「none」とは、何もない・誰もいないことを意味する英語表現である。
「none」とは・「none」の意味
「none」は、代名詞もしくは副詞として使われている英語表現である。代名詞として「none」を使用する場合、「どれも~でない」、「何もない」を意味している。また副詞としての「none」の意味は、「少しも~ない」である。「none」の語源・由来
「none」の由来となったのは、否定の言葉を指すときに使われる「ne」と、1つを意味する表現の「one」である。2つの単語が組み合わさったことで、1つもないつまり何もないという意味で「none」は使われている。「none」と「no」の違い
「none」と「no」は、どちらも否定するときに使われる英語表現である。同じように否定を意味する英語表現であっても、使い方に違いが存在している。例えば「none」の場合、「none」単独ではなく「of」をつけて使われることが多い。「none of」は「not any of」と同じ意味で、限定しもしくは代名詞の前に使用する。例えば「None of us work on weekends」なら「誰も週末は働かない」という形で利用可能だ。また「none」は直接名詞の前につけて使うことができないため、名詞の前に直接おいて否定したいなら「no」が使われている。「no+名詞」で「少しも~ない」もしくは「全く~ない」の意味になる。「He is no fool」は「彼は愚かではない」、「I have no idea」は「私にはアイデアがない」というように使用できる。「none」を含む英熟語・英語表現
「none of」とは
「none of」は、「どれも~ない」という意味で使われている表現だ。例えば「none of the money left」は「残っているお金が全くない」、「none of the advice was helpful」は「どのアドバイスも役立たなかった」というように使うことができる。また「none of~!」は、「やめろ」という意味があり、「None of your interruptions!」という文章の場合、「口出しするな」になる。
「none the wiser」とは
「none the wiser」は、「わからない」を意味している。また「none the wiser」の前に「be動詞」が使われていることが多い。例えば「He was none the wiser」の文章では、「彼は(説明しても)よくわかっていなかった」と訳すことが可能だ。
「all or none law」とは
「all or none law」は、「全か無かの法則」を示している。「全か無かの法則」というのは、刺激の強さと反応の強さに関する法則のことである。ある事象が2つの状態を同時に取ることができず、片方が反応していたらもう片方は何も起こっていない状態をとなる。また「全か無かの法則」とは、「悉無律」もしくは「全か無の法則」とも呼ばれている。
「none the less」とは
「none the less」は、「それでもなお」もしくは「それにも関わらず」を意味する英語表現である。例えば「He has faults, but we like him none the less」は「彼には欠点があるが、それでもなお私たちは彼が好きだ」、「You may not believe it, but it is none the less true」なら「信じられないかもしれないが、それにも関わらず真実だ」などの形で使うことが可能だ。
「none less than」とは
「none less than」とは、「少なくとも」や「に過ぎない」などの意味で使われている。同じ「none」と「less」を組み合わせた英語表現でも、「none the less」とは意味が異なっている。
「none」の使い方・例文
「none」には、代名詞としての使い方と副詞としての使い方があげられる。代名詞として利用する場合には、「None of the students could answer the question」で「生徒は誰もその問題に答えられなかった」、「None of us have ever been abroad」は「私たちは誰も外国へ行ったことがない」などの例文があげられる。ほかにも「I wanted two tickets, but there were none left」で「2枚チケットが欲しかったが1枚も残っていなかった」、「A little money is better than none at all」は「少しのお金でもまるでないよりましだ」という形で使うことも可能だ。また「none」を副詞として使う場合の例文には、「seemed none too pleased with his lunch」なら「彼は昼食に少しも満足していないようだ」、「She's none the happier for her wealth」は「彼女は財産があっても幸せというわけではない」などがあげられる。さらに「It's none too soon if you leave now」で「今から出かけても早すぎることはない」という使い方も可能だ。
NONE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 14:59 UTC 版)
「メタルギアシリーズの装備一覧」の記事における「NONE」の解説
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「none」の例文・使い方・用例・文例
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