Zoomとは？ わかりやすく解説

別表記：ズーム

「zoom」とは・「zoom」の意味

「zoom」は、英語の単語で、主に「急速に移動する」または「急速に大きくなる」などの意味を持つ。カメラのズーム機能によって被写体を拡大・縮小する動作を指すこともあり、この場合は「焦点距離を変える」という意味合いが含まれる。また、近年ではオンライン会議ツールの名称としても知られている。

「zoom」の発音・読み方

「zoom」の発音は、IPA表記では /zuːm/ となる。カタカナでのIPA読みは「ズーム」であり、日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方も「ズーム」となる。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特に注意する点はない。

「zoom」の定義を英語で解説

「zoom」は、英語で "to move quickly or suddenly with a humming or buzzing sound" または "to change quickly from a long shot to a close-up or vice versa" と定義される。前者は「ブンブン音を立てて急速に移動する」、後者は「遠景から近景へ、またはその逆へと急速に変化する」という意味である。

「zoom」の類語

「zoom」の類語としては、「rush」、「dash」、「hurry」などが挙げられる。これらはいずれも「急ぐ」、「急速に移動する」という意味を持つ単語である。また、「magnify」や「enlarge」は「zoom」が「拡大する」という意味を持つ際の類語となる。

「zoom」に関連する用語・表現

「zoom」に関連する用語としては、「zoom in」や「zoom out」がある。「zoom in」は「ズームイン」、つまり焦点距離を短くして対象を拡大することを意味し、「zoom out」は「ズームアウト」、つまり焦点距離を長くして対象を縮小することを意味する。

「zoom」の例文

1.英語例文（日本語訳）：The camera zoomed in on his face.（カメラが彼の顔にズームインした。）
2.英語例文（日本語訳）：The price of the stock zoomed up.（その株の価格が急上昇した。）
3.英語例文（日本語訳）：He zoomed past me on his motorcycle.（彼はオートバイで私のそばをズームと通り過ぎた。）
4.英語例文（日本語訳）：Let's have a Zoom meeting at 3 pm.（午後3時にZoom会議をしましょう。）
5.英語例文（日本語訳）：Zoom in on the map to see the details.（地図をズームインして詳細を見てください。）
6.英語例文（日本語訳）：The plane zoomed into the sky.（飛行機が空に向かって急上昇した。）
7.英語例文（日本語訳）：Zoom out to see the whole picture.（全体像を見るためにズームアウトしてください。）
8.英語例文（日本語訳）：The car zoomed down the highway.（車は高速道路を急速に走った。）
9.英語例文（日本語訳）：The bird zoomed through the trees.（鳥が木々の間を急速に飛んだ。）
10.英語例文（日本語訳）：You can zoom the image with this button.（このボタンで画像をズームできます。）

別表記：ズーム

「ZOOM」とは、Web会議ツールのことを意味する表現である。

「ZOOM」とは・「ZOOM」の意味

「ZOOM」は、Wikiにおいては「Zoomビデオコミュニケーションズが提供するクラウドコンピューティングを使用したWeb会議サービスの名称」と説明されている。コロナ禍においてリモートワーク・オンライン授業が増える中で、多くの企業や学校が採用した。「ZOOM」の仕組み 図解でわかりやすく説明しているコンテンツも多いが、簡単に言うとインターネットを通して主催者がオンライン上にいる参加者と映像・音声を通じてコミュニケーションを取ることができるというものである。「ZOOM」には4つのサービスがあり、どのようなオンラインミーティングをするのかによって使い分けることができる。

・Zoomミーティング
一般的に「ZOOM」というと、Zoomミーティングのことを指す場合が多い。無料プランでも2人～100人までのオンラインミーティングが可能で、有料なら最大1000人まで参加することができる。料金は無料と有料があり、無料プランは会議時間が40分と制限が設けられているが、有料プランは会議の制限時間は30時間と長いほか、会議の録画や録音、外部ツールとの連携もできる。

・Zoomビデオウェビナー
セミナーや勉強会のためのサービスで、ミーティング形式ではなく登壇者が参加者に向けて発信する形となる。画面に映るのは登壇者のみで、参加者の顔や声は映らない仕組みとなっている。しかし、登壇者は参加者と映像・音声でやり取りができるほか、参加者はチャット機能やQ＆A機能を使い質問することもできる。最大1万人までが視聴することができ、ストリーミング配信も可能である。

・Zoomエデュケーションプラン
オンライン授業のためのサービスで、教師が生徒へ向けて授業を行うだけでなく、生徒が小グループでディスカッションしたり、理解度などのアンケートを取ったりすることもできる。授業内容をビデオコンテンツとして作成することもできるため、生徒の自習にも役立てられる。

・Zoom Rooms
Zoom Roomsは個人対個人のミーティングではなく、会議室対個人、もしくは会議室対会議室でミーティングを行うサービスである。会議室のカメラやモニターなどを設置した、据え置き型のオンラインミーティングのシステムになる。

「ZOOM」の始め方は、まず主催者が「ZOOM」のホームページにアクセスしてZoomアカウントを作成する。アカウントを作成したら、新規ミーティングのボタンをタップしてオンライン会議を主催する。オンライン会議を主催したら、ミーティング参加者に招待状もしくはミーティングIDを送信して開催を知らせる。参加者の参加方法は簡単で、主催者から送られてきた招待状に記載されているURLをクリックすると参加できる。ただし、「ZOOM」のアプリをインストールしていない場合は、インストールする必要がある。「ZOOM」の招待状に関しては、英文のものが送られてくることもあるが、その場合は会議に参加するという意味の「launch meeting」のボタンをクリックするとよい。

また、「ZOOM」のバージョンアップなどによりデスクトップにstart zoomと「ZOOM」の異なるアイコンが表示されることがあるが、どちらかをuninstallすればよい。

「ZOOM」の使い方・例文

・来週は取引先とWeb会議を行うため、ZOOMの案内メールを送らなければならない。
・息子の学校では、月曜日と水曜日はZOOMでのオンライン授業になっている。
・ZOOMの授業は、ついつい居眠りしてしまうことがある。
・インターネットにさえ接続できれば、世界中どこにいてもZOOMで会議に出席できる。
・ZOOMでセミナーができるので、大きな会場を押さえる必要がなくなった。
・アナログ世代は、ZOOMよりも対面での会議を好む。
・若い世代の方が、ZOOMの機能を上手く使いこなしている。
・ZOOM会議では、画面に映る部分さえきちんとしておけばよい。
・初めてなので、ZOOMに入るのにてこずった。
・外出先でZOOMに参加するために、インターネットにアクセスできる場所を探した。