エヌ‐まったん【N末端】
N末端
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/27 04:02 UTC 版)
N末端(Nまったん、別名:N終末端、NH2末端、アミノ末端、アミン末端)は、タンパク質またはポリペプチドにおいてフリーなアミノ基で終端している側の末端である。ペプチド配列を書くときはN末端は左に置き、NからC末端にかけて配列を書くのが慣例である。タンパク質がmRNAから翻訳されるときは、N末端から作られる。
|
- 1 N末端とは
- 2 N末端の概要
N末端
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 03:07 UTC 版)
N末端ドメインの機能ははっきりしないが、β1インテグリンサブユニットと相互作用することがin vitroで示されており、細胞外マトリックス-インテグリンクラスターからのシグナルの伝達に関与していると考えられている。しかしながら、この相互作用の重要性に疑問も投げかける研究も存在し、β3インテグリンサブユニットの細胞質領域との相互作用が重要であることが示唆されている。 FAKのN末端ドメインは、赤血球で最初に同定されたバンド4.1ドメインと高い配列類似性を示す。このバンド4.1ドメインはグリコフォリンC(英語版)などの膜貫通タンパク質の細胞質領域、アクチン、スペクトリンに結合する。このことはFAKのN末端領域が細胞骨格の固定に関与している可能性を示唆しているが、その正確な役割はいまだ明らかではない。
※この「N末端」の解説は、「FAK」の解説の一部です。
「N末端」を含む「FAK」の記事については、「FAK」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- N末端のページへのリンク