よん‐シー【4C】
読み方:よんしー
1 ダイヤモンドの品質を表す四つの指標。カラット(carat)、カラー(color)、クラリティー(clarity)、カット(cut)の頭文字からの名。カラット(重量)は0.2グラムを1カラットとした重さ。カラー(色)は無色透明のDを最高ランクとしてZまでの23段階で評価。クラリティー(透明度)は11段階で評価、最上級はFL(flawless)。カット(研磨による仕上げや形)は5段階で評価。
2 顧客の視点から見たマーケティングの四つの指標。価値(customer value)、負担(customer cost)、コミュニケーション(communication)、利便性(convenience)の頭文字から。
4C
販売者の視点である4Pを購買者の視点に立って置き換えた概念で、
製品(Product) →顧客価値(Customer value)
価格(Price) →顧客コスト(Customer cost)
流通(Place) →利便性(Convenience)
プロモーション(Promotion)→コミュニケーション(Communication)
となる。
顧客は価値や問題点に対する解決策を購入しているとみている。顧客は製品の獲得、使用、廃棄に至るまでの全体のコストに関心を持っている。顧客は製品やサービスができる限り簡便に利用できることを望んでいる。顧客は双方向のコミュニケーションを望んでいる。この4Cを十分検討したうえで4Pを構築することが重要と提唱されている。
3C/4C
マーケティング戦略の策定にあたり、まず知っておくべき3大要素。
・Customer
顧客を知ることがマーケティングの第一歩。市場環境、ニーズやウォンツ、購買行動特性などの視点から分析します。
・Company
自社の経営資源、ブランド力、ポジショニングなどの視点から分析し、強みと弱みを把握します。
・Competitor
競合相手と自社との比較から分析し、現時点での脅威から将来的に発生するであろう脅威までを検討します。
4C
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 20:48 UTC 版)
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4C
- 4C (マーケティング理論) - 広告やマーケティング・コミュニケーション研究者によって唱えられたマーケティングミックスの理論。
- 4C (ダイヤモンド) - ダイヤモンドの品質の指標。カラー・クラリティ・カラット・カットによって評価する。
- 4色カラー印刷のこと。CMYKを参照。
- アルファロメオの車種のアルファロメオ・4C
4c
関連項目
「4C」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「4C」を含む用語の索引
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