2016年理事選
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2016年1月29日に行われた理事候補選は定数10名に対して11名が立候補し、4回連続の選挙となった。前回選挙で当選した3名全員が死亡または停年退職を控えた不出馬となったため理事が総入れ替えとなった出羽海一門からは初めて4人が擁立され、他の一門は前回の当選者数と同数を擁立した。 99人の全親方が投票。出羽海一門の山響は、貴ノ花を支援する票を集めて当選。伊勢ケ浜一門は2名が出馬し、現職の伊勢ケ浜親方は当選したが、新顔の13代高島(元関脇・高望山)は他一門からの票を集めることができずに落選。この結果、最大派閥の出羽海一門が理事の人数を4人に増やす結果となった。 当落候補者名年齢一門当選回数得票数当 20代山響(前1・巌雄謙治) 45 出羽海 1 10票 当 12代二所ノ関(大関・若嶋津六夫) 59 二所ノ関 2 10票 当 9代伊勢ケ浜(横綱・旭富士正也) 55 伊勢ケ浜 3 10票 当 11代春日野(関脇・栃乃和歌清隆) 53 出羽海 1 9票 当 11代出羽海(前2・小城ノ花昭和) 48 出羽海 1 9票 当 13代境川(小結・両国梶之助) 53 出羽海 1 9票 当 8代尾車(大関・琴風豪規) 58 二所ノ関 3 9票 当 8代八角(横綱・北勝海信芳) 52 高砂 3 9票 当 8代鏡山(関脇・多賀竜昇司) 57 時津風 4 9票 当 一代貴乃花(横綱・貴乃花光司) 43 貴乃花 4 9票 落 13代高島(関脇・高望山大造) 58 伊勢ヶ濱 6票 また、副理事候補選挙も行われ、決選投票の結果、12代芝田山(元横綱・大乃国、二所ノ関一門)、14代玉ノ井(元大関・栃東、出羽海一門)、18代藤島(元大関・武双山、出羽海一門)が当選。15代井筒(元関脇・逆鉾、時津風一門)が落選した。 当落候補者名年齢一門新旧別得票数当 18代藤島(元大関・武双山正士 43 出羽海 新 26票 当 12代芝田山(元横綱・大乃国康 53 二所ノ関 新 25票 決 14代玉ノ井(元大関・栃東大裕 39 出羽海 新 24票 決 15代井筒(元関脇・逆鉾昭廣) 54 時津風 新 24票 当落候補者名年齢一門新旧別得票数当 14代玉ノ井(元大関・栃東大裕) 39 出羽海 新 54票 落 15代井筒(元関脇・逆鉾昭廣) 54 時津風 新 44票
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