限月取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 04:30 UTC 版)
先物には期限がある。3月,6月,9月,12月の第2金曜日が満期日に設定されており、これらを限月(げんげつ)取引という。各限月は、例えば、3月が満期日の場合は「3月限」(さんがつぎり)などと呼ぶ。 日経225先物取引では、3月、6月、9月及び12月のうち、8年先までの6月と12月の16限月と1年6か月先までの3月と9月の3限月が設定されているため、常に19の限月が並行して取引されている。例えば2018年7月末時点で取引されているのは、以下の19本である。 2018年9月限・2018年12月限 2019年3月限・2019年6月限・2019年9月限・2019年12月限 2020年6月限・2020年12月限 2021年6月限・2021年12月限 2022年6月限・2022年12月限 2023年6月限・2023年12月限 2024年6月限・2024年12月限 2025年6月限・2025年12月限 2026年6月限 この例では、2018年12月の第2金曜日になると2018年12月限の先物は満期日を迎えて取引されなくなり、新たに2026年12月限が上場される。このように、各限月は上場した日から1年6か月から8年存在し、3ヶ月ごとに満期日を迎えたものが取引されなくなって新たな限月のものが上場される。ある時点で市場に存在するのは常に19種類の限月である。 直近の限月が最も取引量が多く、これを期近物(きぢかもの)と呼ぶ。限月により価格は少しずつ異なるのが普通である。 期近物の満期日が到来する前に一旦手仕舞いし、同時に次の限月で同じポジションを組むことを「ロールオーバー」という。ロールオーバーを行えば、事実上、満期日の制限なく長期に渡ってポジションを保持し続けることができる。
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限月取引
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「日経225オプション取引」の記事における「限月取引」の解説
上述の「あらかじめ定められた期日」とは、毎月第2金曜日(当該日が休日の場合は前営業日)であり、その前営業日までに反対売買されなかった建玉はすべて特別清算指数 (SQ) によって自動決済される。日経225オプション取引の限月は常に19個の限月が並行して存在し、それぞれの限月の期日は「○年○月限(ぎり)」と表記する。
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